美容室のシャンプーシステムは、シャンプーチェア・シャンプーボール・給湯設備・給排水工事などを含めて考える重要な設備です。
見た目や価格だけで選んでしまうと、首が痛い、使いにくい、お湯の温度が安定しない、給湯器の容量が足りないなど、営業開始後に困ることがあります。
このページでは、美容室のシャンプーシステム選びで失敗しないために、基礎知識・シャンプー設備・シャンプーチェアの3つに分けて、関連する記事をまとめています。
私は美容室機器メーカーで20年以上勤務し、シャンプーチェアや水廻り設備、シャンプーボール、給湯設備に関する現場相談を数多く経験してきました。その経験をもとに、美容室オーナー向けに失敗しにくい選び方を解説します。
シャンプーシステムとは?
シャンプーシステムとは、単にシャンプーチェアやシャンプーボールだけを指すものではありません。
実際には、シャンプーチェア、シャンプーボール、バックシャンプー・サイドシャンプーの方式、給湯器、サーモミキシング、給排水工事などを含めて考える必要があります。
まずは全体像を理解したうえで、自店に合った設備を選びましょう。
シャンプー設備を選ぶ
美容室のシャンプー設備は、大きく分けるとバックシャンプーとサイドシャンプーがあります。
リラクゼーションを重視するならバックシャンプー、しっかり洗った感覚や従来型の施術感を重視するならサイドシャンプーが候補になります。
ただし、店舗スペースやメニュー構成、スタッフの姿勢、お客様の年齢層によって最適な選び方は変わります。
シャンプーチェアを選ぶ
シャンプーチェアは、お客様の快適性とスタッフの作業性に大きく関わる設備です。
現在は電動シャンプーチェアが主流ですが、予算や設置スペースによっては手動タイプを検討するケースもあります。
価格だけで選ぶのではなく、首への負担、リクライニング操作、安全性、耐久性、修理対応まで確認することが大切です。
給湯・温度・工事のトラブルを防ぐ
シャンプー設備で意外と多いのが、お湯の温度ブレや給湯器の容量不足、給排水工事の失敗です。
シャンプーチェアやシャンプーボールだけを見ていても、給湯設備が合っていなければ快適な施術はできません。
特に複数面のシャンプー台を設置する場合は、給湯器の号数や加圧システム、サーモミキシングの状態も確認しておきましょう。
購入前に確認しておきたいこと
シャンプーシステムは一度設置すると簡単に変更できません。
そのため、開業前や改装前の段階で、設置スペース、給排水位置、給湯能力、チェアのサイズ、将来のメニュー展開まで考えておくことが重要です。
シャンプーチェア選びで迷ったら
電動・手動・小規模美容室向け・首が痛くなりにくいモデルなど、目的別におすすめのシャンプーチェアをまとめています。
まとめ|シャンプーシステムは設備全体で考えることが大切
美容室のシャンプーシステムは、チェア単体やボール単体で考えるのではなく、設備全体で選ぶことが大切です。
バックシャンプーにするか、サイドシャンプーにするか、どのシャンプーチェアを選ぶか、給湯設備は十分かによって、営業後の使いやすさは大きく変わります。
これから開業・改装・買い替えを検討している方は、各記事を参考にしながら、自店に合ったシャンプーシステムを選んでください。