シャンプー設備選びで失敗するオーナーの共通点|美容室開業前に知るべき考え方

美容室の開業や改装で、シャンプー設備選びは非常に重要です。

シャンプーチェアやシャンプーボールだけでなく、給湯システムや給排水設備まで含めて考えなければ、開業後に大きなトラブルにつながることがあります。

私は美容機器メーカー営業として20年以上、多くの美容室の開業や改装に携わってきました。

その中で感じるのは、シャンプー設備選びで失敗する原因は、設備そのものだけではなく、オーナーの考え方にもあるということです。

この記事では、シャンプー設備選びで失敗しやすいオーナーの共通点と、失敗を防ぐために持っておきたい考え方を解説します。

この記事でわかること
  • シャンプー設備選びで失敗しやすいオーナーの共通点
  • 業者任せにする危険性
  • 安さだけで判断するリスク
  • 給湯・給排水設備を軽視してはいけない理由
  • 成功するオーナーに共通する考え方

シャンプー設備選びで失敗するオーナーとは?

シャンプー設備選びで失敗しやすいオーナーに共通しているのは、最低限の知識を学ばず、すべてを業者任せにしてしまうことです。

もちろん、美容室オーナーが給湯設備や給排水設備の専門家になる必要はありません。

しかし、自分のお店に導入する設備である以上、最低限の仕組みや注意点を理解しておくことは大切です。

知識がないこと自体は問題ではありません。

問題なのは、知ろうとせず、うまくいかなかった時にすべてを業者のせいにしてしまうことです。

シャンプー設備は、美容室の営業を支える重要な設備です。

だからこそ、オーナー自身が当事者意識を持って考える必要があります。

共通点① 業者任せにしてしまう

美容室の内装工事や設備工事は専門性が高いため、業者に任せる部分が多くなるのは当然です。

しかし、すべてを業者任せにしてしまうと、オーナーが本当に望んでいた美容室と違う仕上がりになることがあります。

特にシャンプー設備は、シャンプー面数、給湯能力、排水、配管、動線など、多くの要素が関係します。

業者が美容室工事に慣れていない場合、最低限必要な設備設計が十分にできないこともあります。

その結果、開業後に水廻り設備の不備が発覚したり、予定していた営業開始が遅れたりすることもあります。

大切なのは、業者を疑うことではありません。

オーナー自身も最低限の知識を持ち、業者と同じ目線で確認できるようにしておくことです。

共通点② 安さだけで判断する

美容室の開業には多くの費用がかかるため、できるだけ費用を抑えたいと考えるのは自然なことです。

しかし、シャンプー設備や内装工事を安さだけで判断するのは危険です。

特に美容室工事の経験が乏しい内装業者を、価格だけで選んでしまうと、給湯・給排水設備やシャンプーブース設計でトラブルが発生する可能性があります。

実際に、安さを優先した結果、工事後に水廻り設備の不備が露呈し、営業開始が予定より大幅に遅れたケースも見てきました。

結果的に追加工事が必要になり、最初から適切な業者に依頼するより高くついてしまうこともあります。

安く抑えること自体が悪いわけではありません。

問題は、なぜ安いのかを考えずに判断してしまうことです。

共通点③ シャンプーシステムを理解していない

シャンプー設備というと、シャンプーチェアやシャンプーボールに目が向きがちです。

しかし実際には、給湯システムや給排水設備も含めてシャンプーシステム全体として考える必要があります。

どれだけ良いシャンプーチェアを導入しても、お湯が安定して出なければシャンプー施術はできません。

排水に問題があれば、営業そのものに支障をきたす可能性もあります。

特に給湯システムは美容室の心臓とも言える設備です。

給湯能力が不足していたり、設計に問題があったりすると、お湯が出ない、温度が安定しないなどのトラブルにつながります。

シャンプー設備選びでは、目に見える設備だけでなく、見えない設備にも目を向けることが重要です。

共通点④ 給排水工事を軽視する

給排水工事は、お客様から見えにくい部分です。

そのため、費用を削りたいと考えるオーナーもいるかもしれません。

しかし、給排水工事を軽視するのは非常に危険です。

排水不良が発生すると、シャンプー施術に支障が出るだけでなく、床や配管の大がかりな工事が必要になる場合もあります。

シャンプーチェアであれば後から交換できることもあります。

しかし、給排水設備は開業後に簡単に直せるものではありません。

だからこそ、給排水工事は値切る場所ではなく、しっかり計画すべき重要な部分です。

共通点⑤ 激安設備に飛びついてしまう

シャンプーチェアやシャンプーボールにも、価格の安い商品はあります。

しかし、美容室で毎日使う設備を価格だけで選ぶのはおすすめできません。

特に海外製の激安シャンプーチェアなどは、耐久性や安全性、修理対応に不安が残る場合があります。

美容室のシャンプー設備は、お客様が直接使用する重要な設備です。

安さだけで選んだ結果、故障や不具合が起きれば、お客様にもスタッフにも迷惑がかかります。

設備費を抑えることは大切ですが、最低限の品質や安全性は必ず確認するべきです。

成功するオーナーとの違い

成功するオーナーに共通しているのは、当事者意識をしっかり持っていることです。

設備トラブルが起きた時にも、単に業者のせいにするのではなく、なぜ起きたのか、今後どうすれば防げるのかを真剣に考えます。

そして必要であればスタッフにも共有し、同じトラブルを繰り返さないようにします。

このようなオーナーは、美容ディーラーやメーカー営業の話にも熱心に耳を傾けます。

すべてを自分で理解する必要はありません。

しかし、必要な知識を学ぼうとする姿勢が、失敗しない設備選びにつながります。

シャンプー設備選びで大切なのは当事者意識

シャンプー設備選びで大切なのは、当事者意識を持つことです。

業者に任せる部分があっても、自分のお店の設備である以上、オーナー自身が基本を理解しておく必要があります。

特に給湯システムや給排水設備は、美容室の営業に直結します。

トラブルが発生した時に、何が問題なのかを大まかに理解できるだけでも、対応の早さは変わります。

最低限の知識を持つことは、業者を疑うためではありません。

より良い打ち合わせを行い、トラブルを防ぎ、問題が起きた時に素早く対応するためです。

メーカー営業20年の本音

私はこれまで多くの美容室を見てきましたが、シャンプー設備選びで失敗する原因は、設備そのものだけではないと感じています。

大きいのは、オーナー自身が最低限の知識を持たず、すべてを人任せにしてしまうことです。

知識がないことは問題ではありません。

問題なのは、知ろうとしないことです。

シャンプーシステムは、美容室の営業を支える非常に重要な設備です。

給湯トラブルや温度トラブルが起きれば、営業そのものに大きな影響が出ることもあります。

だからこそ、オーナー自身が当事者意識を持ち、最低限の知識を学ぶことが大切だと考えています。

まとめ

シャンプー設備選びで失敗するオーナーには、いくつかの共通点があります。

  • 業者任せにしてしまう
  • 安さだけで判断する
  • シャンプーシステムを理解していない
  • 給排水工事を軽視する
  • 激安設備に飛びついてしまう

シャンプー設備は、美容室の営業を支える重要な設備です。

価格や見た目だけで判断するのではなく、給湯システムや給排水設備まで含めて考える必要があります。

設備選びで失敗しないためには、オーナー自身が最低限の知識を持ち、当事者意識を持って計画することが大切です。

運営者プロフィール

この記事を書いた人

ネットサロンメイト運営者

大手美容機器メーカーに20年以上勤務し、多くの美容室・美容ディーラーの現場を経験。
シャンプーチェア・シャンプーユニット・給湯設備など、美容室の水廻り設備に長年携わってきた経験をもとに情報発信しています。

  • 美容機器メーカー勤務:20年以上
  • 美容器具・水廻り設備販売:15年以上
  • シャンプーチェア・シャンプーユニットの提案経験多数
  • 美容室オーナー・美容ディーラーと取引多数

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