小規模美容室や1人美容室を開業する際、意外と悩むのがシャンプーチェア選びです。
- 電動シャンプーチェアは高すぎるのでは?
- 小規模美容室でも必要?
- 手動タイプでも十分では?
- 予算を優先した方が良いのでは?
特に開業時は限られた予算の中で設備を揃えるため、できるだけコストを抑えたいと考える方も多いと思います。
しかし、美容機器メーカー営業として20年以上現場を見てきた経験から言うと、小規模美容室でも電動シャンプーチェアを選ぶケースが圧倒的に多かったです。
実際の販売比率で言えば、電動が9割、手動は1割程度でした。
この記事では、小規模美容室でも電動シャンプーチェアが主流になっている理由を、美容室設備販売の経験をもとに解説します。
先におすすめモデルを見たい方はこちら
→ 電動シャンプーチェアおすすめ記事を見る結論|小規模美容室でも電動シャンプーチェアがおすすめ
結論から言うと、現在の美容室では小規模美容室でも電動シャンプーチェアがおすすめです。
もちろん予算との兼ね合いはありますが、長く営業を続けることを考えると、電動のメリットは非常に大きいです。
小規模美容室でも電動がおすすめな理由
- 作業効率が良い
- お客様満足につながりやすい
- 首や身体への負担を軽減しやすい
- ヘッドスパとの相性が良い
- 後から後悔するケースが少ない
メーカー営業時代も電動が圧倒的に多かった
私は美容機器メーカー営業時代、多くの美容室へシャンプーチェアを提案してきました。
その中で感じていたのは、規模に関係なく電動シャンプーチェアが主流だったということです。
販売比率で言えば、感覚的には次のような割合でした。
| タイプ | 割合 |
|---|---|
| 電動シャンプーチェア | 約9割 |
| 手動シャンプーチェア | 約1割 |
手動を選ぶケースは、予算を最優先する場合や、オーナーが手動タイプを好む場合くらいでした。
それ以外は、ほとんどが電動シャンプーチェアを選んでいました。
小規模美容室のオーナーが一番悩むのは予算
小規模美容室のオーナーから最も多かった相談は、やはり予算でした。
- 電動にした方が良いのは分かる
- でも予算が厳しい
- 中古も検討している
- 少しでも設備費を抑えたい
特に開業時は、運転資金をできるだけ残しておきたいという考えもあります。
そのため、20万円前後の電動シャンプーチェアを中心に検討するケースが非常に多かったです。
電動シャンプーチェアを勧めていた最大の理由は作業効率
電動シャンプーチェアを勧める理由はいくつかありますが、私が最も重視していたのは作業効率です。
電動シャンプーチェアは、足元のフットスイッチを操作することで背もたれが自動で動きます。
機種によっては、上昇動作とリクライニングが連動して行われるものもあります。
さらに細かな微調整も側面スイッチで行えるため、お客様ごとにベストなポジションを作りやすいです。
特に1人美容室では、こうした小さな効率化の積み重ねが大きな差になります。
手動シャンプーチェアを選んで後悔するケースもあった
実際にあった相談で多かったのが、手動シャンプーチェアを選んだ後の後悔です。
- やっぱり電動にすれば良かった
- 毎日の操作が面倒
- お客様の乗り降りが気になる
- ヘッドスパを強化したくなった
もちろん手動シャンプーチェアにもメリットはあります。
ただし、長く営業することを考えると、電動を選んでおけば良かったという声は少なくありませんでした。
手動シャンプーチェアについてはこちら
→ 手動シャンプーチェアは危険?を見る小規模美容室で失敗しやすいのはスペース計算
意外と多い失敗が、設置スペースの計算ミスです。
シャンプーチェアは本体サイズだけを見ても意味がありません。
重要なのは、お客様が実際に座って背もたれを倒した時にどれくらいのスペースが必要になるかです。
小規模美容室では、壁との距離や通路スペースが限られることも多いため、事前確認が非常に重要です。
購入前に確認したいポイント
- フルリクライニング時の寸法
- お客様が座った状態での必要スペース
- 通路幅
- スタッフの作業スペース
- 将来的なレイアウト変更
メーカー営業や販売担当者に、実際の使用寸法を確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。
激安海外製には注意したい
独立後、中古美容器具販売と新品器具販売を行っていた時期がありました。
その時によく聞いたのが、激安海外製シャンプーチェアのトラブルです。
- すぐ壊れた
- 修理先が分からない
- 部品が手に入らない
- 結局買い直した
価格だけで選ぶと、結果的に高くつくケースもあります。
特に毎日使う設備だからこそ、保証やアフターサービスは重要です。
独立後に提案しやすかったメーカー
独立後に新品器具を提案する際、比較的提案しやすかったのは次のメーカーです。
- セブンビューティー(SIESTEシリーズ)
- フィフティヴィジョナリー
- 滝川
理由は、価格と品質のバランスが良かったからです。
特に日本企業が設計し、海外で生産している製品は、単なる激安輸入品とは大きく異なります。
- 保証がある
- 品質管理がしっかりしている
- 修理対応がある
- 価格を抑えやすい
小規模美容室では、こうしたバランスの良い商品が非常に提案しやすかったです。
もし今、自分が1人美容室を開業するなら
もし私が今から1人美容室を開業するとしても、手動シャンプーチェアは選ばないと思います。
もちろんタカラベルモントの高級機種は魅力的です。
しかし開業時は、設備だけでなく運転資金も非常に重要です。
そのため私なら、次の条件で選びます。
私ならこう選ぶ
- 電動シャンプーチェア
- 20万円前後
- 保証付き
- 日本企業設計
- 修理対応あり
小規模美容室だから安い設備ではなく、長く使える設備を選ぶ方が結果的に満足度は高いと思います。
まとめ|小規模美容室だからこそ電動を検討したい
小規模美容室では、設備費を抑えたいと考えるのは当然です。
しかし、実際には電動シャンプーチェアを選ぶオーナーが圧倒的に多く、販売比率も電動9割、手動1割程度でした。
- 作業効率が良い
- お客様満足につながりやすい
- ヘッドスパとの相性が良い
- 後悔するケースが少ない
- 長期的にはコスパが良い
特に1人美容室では、毎日の作業負担を減らせるメリットが大きいため、小規模美容室だからこそ電動シャンプーチェアを検討する価値は十分あると思います。

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