美容室で来店後に予約が途切れる原因|次回予約につなげる仕組みを解説

予約管理の課題

「一度来店してくれたお客様が、その後なかなか戻ってこない」

「新規のお客様は来るのに、2回目の予約につながらない」

「会計時には『また来ます』と言ってくれるのに、その後予約が入らない」

このような悩みを抱えている美容室は少なくありません。

来店後に予約が途切れる原因は、技術や接客だけで決まるものではありません。

次回来店の目安が伝わっていない、予約方法が分かりにくい、来店後に予約するきっかけがないなど、「次回来店までの導線」に課題がある場合もあります。

結論|来店後に「次はいつ・どう予約するか」が分かる状態を作ることが大切

✔ 次回来店の目安を伝える
✔ 次回予約を無理なく案内する
✔ 後から予約できる方法を用意する
✔ LINEやホームページから予約しやすくする
✔ 予約確認や来店のきっかけを作る

この記事では、美容室で来店後に予約が途切れる原因と、次回来店につなげるための仕組みづくりについて解説します。

美容室で来店後に予約が途切れる5つの原因

来店後に予約が途切れるときは、まず「どこでお客様との接点が切れているのか」を確認することが大切です。

よくある原因として、次のようなものがあります。

① 次回来店の目安を伝えていない

お客様自身が「次はいつ頃美容室へ行けばよいのか」を判断できないことがあります。

特に初回来店のお客様では、施術内容や髪の状態によって適した来店周期が分からない場合もあります。

そのため、施術後に

  • 次回は何週間後くらいが目安か
  • どのような状態になったら来店時期か
  • 次回はどのメニューが必要になりそうか

などを具体的に伝えておくと、お客様が次回来店を考えやすくなります。

② 次回予約を案内していない

次回来店の目安を伝えていても、予約方法の案内がなければ、その場では予約せずに帰るお客様もいます。

もちろん、すべてのお客様にその場で次回予約を取ってもらう必要はありません。

ただし、

「もし予定が分かれば、次回の予約も取れます」

「後からLINEやWEBから予約できます」

といった形で、予約方法を案内しておくことは重要です。

③ 後から予約する方法が分かりにくい

その場で次回予約を取らないお客様も少なくありません。

その場合に重要なのが、後から予約しようと思ったときの分かりやすさです。

例えば、

  • ホームページのどこから予約するか分からない
  • LINEから予約できるのか分からない
  • 電話しなければ予約できない
  • InstagramのDMで予約してよいのか分からない

という状態では、予約を後回しにされやすくなります。

来店後に予約が途切れやすい美容室では、予約ページへの入口が分かりやすいかも確認してみましょう。

④ 来店後に美容室を思い出すきっかけがない

お客様は日常生活の中で、美容室の予約だけを考えているわけではありません。

仕事や家事などで忙しくしているうちに、次回来店のタイミングを過ぎてしまうこともあります。

そのため、必要に応じて、

  • 次回来店の目安を伝える
  • 予約確認の連絡を活用する
  • LINEなどで予約ページへアクセスしやすくする

といった形で、予約のきっかけを作ることも有効です。

⑤ 予約方法が電話やDMだけになっている

電話やDMだけで予約を受け付けている場合、お客様が予約したいタイミングと美容室が対応できるタイミングが合わないことがあります。

例えば、営業時間外に予約したくても電話できなかったり、DMを送っても返信を待つ必要があったりします。

WEB予約など、お客様自身で空き時間を確認できる方法も用意しておくと、後から予約しやすい環境を作れます。

「また来ます」で終わると予約が途切れやすい理由

会計時にお客様から「また来ます」と言われると、美容室側も安心しやすいものです。

しかし、「また来ます」は次回来店の日時が決まっているわけではありません。

そのまま数週間、数か月と時間が経つうちに、

  • 予約するのを忘れてしまう
  • 別の美容室を見つける
  • 予約しやすい美容室を選ぶ
  • 来店周期が長くなる

といったこともあります。

そのため、無理に予約を取るのではなく、「次に来る目安」と「予約方法」だけでも分かる状態にしておくことが大切です。

次回予約につなげる仕組みの作り方

来店後の予約を安定させるには、その場で予約を取ることだけを考えるのではなく、次回来店までの流れ全体を作ることが重要です。

次回来店の目安を具体的に伝える

「また気になったら来てください」では、お客様が次回来店の時期を判断しにくくなります。

例えば、

  • カラーなら何週間後くらい
  • カットなら髪型が崩れ始める時期
  • 縮毛矯正なら次に気になりやすい時期

など、施術内容に合わせて目安を伝えると分かりやすくなります。

ただし、来店周期には個人差があります。

一律に決めるのではなく、お客様の髪の状態や希望に合わせて案内することが大切です。

次回予約を押し付けずに案内する

次回予約は、強く勧めすぎるとお客様に負担を感じさせることがあります。

そのため、

「もし予定が分かれば次回予約も取れます」

「予定がまだ分からなければ、後からWEBやLINEでも予約できます」

というように、選択肢として案内する方法が自然です。

後から予約できる入口を用意する

次回予約をその場で取らない場合でも、後から簡単に予約できる状態にしておくことが重要です。

例えば、

  • ホームページの目立つ場所に予約ボタンを設置する
  • LINEから予約ページへ移動できるようにする
  • Instagramのプロフィールから予約ページへ誘導する
  • ショップカードや案内カードに予約方法を記載する

などの方法があります。

LINEやホームページから予約しやすくする

既存のお客様であれば、美容室名を検索したり、LINEのトーク履歴から予約したりすることもあります。

そのときに予約ページまで迷わず進めるようにしておくと、次回予約につながりやすくなります。

次回予約を取らないお客様への対応も考える

すべてのお客様が、その場で次回予約を取りたいとは限りません。

仕事の予定が分からない方や、そのときの髪の状態を見てから決めたい方もいます。

そのため、

「次回予約を取らない=リピートする気がない」

と考える必要はありません。

重要なのは、その場で予約しなかったお客様でも、後から簡単に予約できる状態にしておくことです。

次回予約とWEB予約の両方を用意しておけば、お客様自身が使いやすい方法を選べます。

集客媒体だけでなく来店後の予約導線も用意する

ホットペッパービューティーなどの集客媒体は、新しいお客様に美容室を知ってもらう方法の一つです。

新規集客の入口として活用しながら、来店後はLINEやホームページ、自社予約など、直接予約できる方法も案内しておくと予約経路を分散できます。

重要なのは、集客媒体を利用するかどうかではなく、一度来店したお客様が次回どのように予約するのかまで考えておくことです。

予約システムは次回予約を受ける方法の一つ

次回来店につながる予約導線を作る方法として、予約システムを利用する方法があります。

予約システムを使えば、お客様自身が空き時間を確認し、営業時間外でも予約できる環境を作りやすくなります。

サービスによっては、

  • WEB予約
  • 予約確認
  • リマインド
  • 顧客管理

などの機能を利用できます。

ただし、予約システムを導入しただけでリピートが安定するわけではありません。

次回来店の目安を伝えることや、予約ページへの導線を分かりやすくすることと組み合わせて使うことが重要です。

来店後の予約が途切れたときに確認したいこと

来店後に予約が途切れるお客様が多い場合は、次の項目を確認してみてください。

  • 次回来店の目安を伝えているか
  • 次回予約を案内しているか
  • 後から予約できる方法が分かりやすいか
  • ホームページやLINEに予約導線があるか
  • 予約方法が電話やDMだけになっていないか
  • 来店後に予約のきっかけを作れているか

すべてを一度に変える必要はありません。

まずは、お客様が「次はいつ行けばよいか」「どうやって予約すればよいか」が分かる状態を作ることから始めるとよいでしょう。

メーカー営業20年の経験から感じること

美容室オーナーと接してきた経験から

私は大手美容機器メーカーに20年以上勤務し、多くの美容室オーナーや美容ディーラーと接してきました。

美容室の経営相談を聞く中で、新規のお客様は来ているのに、その後の予約が続かないという話を聞くこともありました。

そのようなケースでは、技術や接客だけでなく、来店後のお客様が次にどう予約するのかが曖昧になっていることがあります。

会計時に「またお待ちしています」と伝えるだけで終わるのではなく、次回来店の目安や予約方法まで分かりやすくしておく。

その場で予約するお客様もいれば、後からWEBやLINEで予約したいお客様もいます。

お客様に一つの予約方法を押し付けるのではなく、次回来店につながる選択肢を用意しておくことが大切だと感じています。

まとめ|次回来店までの導線を作ることが大切

美容室で来店後に予約が途切れる原因は、一つではありません。

技術や接客だけでなく、次回来店の目安が伝わっていない、予約方法が分かりにくい、後から予約する入口がないなど、次回来店までの導線が影響している場合があります。

  • 次回来店の目安を伝える
  • 次回予約を無理なく案内する
  • 後から予約できる入口を用意する
  • LINEやホームページから予約しやすくする
  • 必要に応じて予約システムを活用する

「また来ます」で終わらせるのではなく、お客様が次にいつ・どう予約すればよいか分かる仕組みを整えてみてください。

運営者プロフィール

この記事を書いた人

ネットサロンメイト運営者

大手美容機器メーカーに20年以上勤務し、多くの美容室・ディーラーの現場を経験。
その後、美容器具・水廻り設備の販売を15年以上行い、数多くの美容室オーナーから予約管理や電話対応・集客に関する相談を受けてきました。

  • 美容機器メーカー勤務:20年以上
  • 美容器具・設備販売:15年以上
  • 美容室オーナー・美容ディーラーと取引多数
  • 予約管理・電話対応・集客の相談を多数経験

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