「今日、午後に空きがあるのに予約が入らない」
「キャンセルが出たけれど、その時間がそのまま空いてしまった」
「当日予約を受け付けているのに、お客様に伝わっていない気がする」
このような悩みを感じている美容室もあると思います。
当日予約が少ない場合、単純に集客力だけが原因とは限りません。
実際には、「今日空いていることがお客様に伝わっていない」「予約したくても方法が分かりにくい」といった予約導線の問題が関係していることがあります。
✔ 当日の空き状況が分かる
✔ 予約可能な時間が具体的に分かる
✔ 電話しなくても予約できる
✔ スマホからすぐ予約できる
✔ キャンセル後の空き枠をすぐ反映できる
この記事では、美容室で当日予約が入りにくい原因と、急に空いた予約枠を当日予約につなげるための改善方法を解説します。
当日予約が入りにくい美容室の5つの特徴
① 当日の空き状況がお客様に伝わっていない
美容室側では「今日は15時から空いている」と分かっていても、お客様にはその情報が伝わっていない場合があります。
お客様から見ると、
- 今日予約できるのか
- 何時が空いているのか
- 希望メニューを入れられるのか
が分からなければ、問い合わせる必要があります。
特に「今日美容室へ行きたい」と思っているお客様は、すぐ予約できる店舗を探していることがあります。
空き時間があっても、その情報がお客様から見えなければ予約にはつながりにくくなります。
② 予約するには電話しなければならない
当日予約と電話予約だけの仕組みは、相性がよいとは言い切れません。
美容室では施術中に電話へ出られないことがあります。
一方、お客様も「今電話してよいのかな」「忙しそうだから後にしよう」と考えることがあります。
その結果、空き時間があるにもかかわらず予約機会を逃す可能性があります。
電話予約の負担を減らしたい方はこちら
→ 電話予約が多くて施術に集中できない美容室の改善方法を見る③ LINE・Instagram・ホームページから予約先が分かりにくい
お客様が美容室を見つけたあと、予約ページまで迷わず進めるかも重要です。
例えばInstagramのプロフィールを見ても、
- 予約リンクがない
- LINEへ行けばよいのか分からない
- ホームページのどこから予約するのか分からない
という状態では、当日予約のようなスピード感が必要な予約ほど途中で離脱されやすくなります。
当日予約では特に、「見つける → 空きを確認する → 予約する」までを短くすることが大切です。
④ 当日予約を受け付けていることが伝わっていない
美容室側では当日予約を受け付けていても、お客様がそれを知らない場合があります。
例えばホームページや予約ページに、
- 当日予約OK
- 空きがあれば当日でも予約可能
- 当日の空き時間はWEB予約で確認可能
などが分かるようになっていれば、お客様も予約しやすくなります。
逆に、当日予約できるかどうか分からなければ、別の美容室を探してしまう可能性があります。
⑤ 空き時間とメニュー時間が合っていない
当日予約を考えるときは、単に「何時間空いているか」だけではなく、その空き枠にどのメニューを入れられるかも重要です。
例えば、
- 30分しか空いていない
- 1時間空いている
- 2時間空いている
では、予約できるメニューが変わります。
1時間の空きがあるからといって、縮毛矯正を受けることはできません。
一方で、カットなら予約できる可能性があります。
そのため当日の空き枠を案内する場合は、
15:00〜 カット1名予約可能
16:30〜 カット+カラー可能
のように、時間と予約可能な内容を具体的に伝える方が分かりやすくなります。
当日予約を増やすために見直したい予約導線
空き時間をリアルタイムで確認できるようにする
当日予約を受けたいのであれば、お客様自身が空き時間を確認できる状態を作ることが重要です。
WEB予約などで現在の空き枠が確認できれば、お客様が美容室へ問い合わせなくても予約可能な時間を判断できます。
美容室側としても、毎回電話やLINEで空きを回答する負担を減らしやすくなります。
スマホからそのまま予約できる状態にする
当日美容室を探しているお客様は、スマートフォンから検索していることも多いと考えられます。
そのため、
- ホームページ
- Googleビジネスプロフィール
- LINE
などから、予約ページへ進みやすくしておきます。
予約ページを見つけたあと、さらに電話しなければならない状態では、WEB予約の利便性を十分に活かせません。
LINE・Instagramから予約ページへ直接つなぐ
LINEやInstagramは、お客様との接点を作るうえで便利な方法です。
ただし、DMやLINEのトークだけで当日予約を確定しようとすると、
- 空き時間を確認する
- 返信する
- お客様の返事を待つ
- 予約表へ入力する
という作業が必要になります。
LINEやInstagramを入口として使い、実際の予約はWEB予約ページへつなげる方法もあります。
予約までの流れそのものを見直したい方はこちら
→ 予約導線が弱い美容室で見直したいポイントを見る急に空き枠が出たときにできること
当日予約の大きな課題になるのが、急なキャンセルです。
朝まで予約が埋まっていても、キャンセルが発生すれば突然1〜2時間の空き時間ができます。
この場合、通常の集客施策を行っても、その日の空き枠には間に合わないことがあります。
そこで考えたいのが、「今日の空き」をすぐ伝えられる仕組みです。
WEB予約の空き枠をすぐ更新する
予約キャンセルが発生したら、予約ページ上でもすぐ予約可能な状態にできるか確認しておきましょう。
実際には空いているのにWEB上では予約不可になっていれば、当日予約の機会を逃します。
LINEで空き状況を案内する
LINEを活用している美容室であれば、必要に応じて当日の空き状況を案内する方法もあります。
ただし、頻繁に配信するとお客様に負担を感じさせる可能性もあります。
毎日のように配信するのではなく、大きなキャンセルが出た場合などに限定する考え方もあります。
Instagramで当日の空きを伝える
Instagramを利用している美容室なら、ストーリーズなどで当日の空き時間を案内する方法もあります。
この場合も、
「今日空いています」
だけではなく、
17:00〜 カット+カラー可能
のように具体的に伝えた方が、お客様は予約できるか判断しやすくなります。
「空きがあります」だけでは予約につながりにくい
当日の空き枠を発信するときは、情報の具体性も重要です。
例えば、
「本日空きあります」
だけでは、
- 何時が空いているのか
- 自分のメニューが入るのか
- 予約方法は何か
をお客様が確認しなければなりません。
できるだけ、
- 時間
- 予約可能なメニュー
- 予約方法
まで伝える方が分かりやすくなります。
当日予約を増やすことだけが正解ではない
ここまで当日予約を増やす方法を紹介してきましたが、当日予約だけを増やせばよいわけではありません。
美容室経営を安定させるという意味では、数週間先の予約がある程度入っている状態の方が予定を立てやすくなります。
つまり、
→ 今日発生した空き時間を埋める
次回予約
→ 先の予約表を安定させる
というように、それぞれ役割が異なります。
当日予約は、空き枠への対応策の一つとして考えるのがよいでしょう。
そもそも予約表全体に空白が多い場合は、当日予約だけでなく予約構造そのものを確認する必要があります。
予約表全体の空き時間が多い方はこちら
→ 美容室の空き時間が減らない原因と改善方法を見る当日予約と予約システムは相性が良い
当日予約を受けやすくする方法の一つが、予約システムです。
予約システムによっては、
- 空き時間の表示
- WEB予約受付
- 24時間予約受付
- 予約枠の変更
- 予約確認
などを行えます。
美容室側が施術中でも、お客様自身が空き状況を確認して予約できる状態を作れることがメリットです。
ただし、予約システムを入れただけで当日予約が自動的に増えるわけではありません。
ホームページやLINE、Instagramなどから予約ページへ進める導線も一緒に整えることが重要です。
当日予約が少ないときに確認したいチェックリスト
□ 当日の空き時間がお客様から見える
□ 当日予約OKと分かる
□ 電話以外でも予約できる
□ スマホから予約ページへ進みやすい
□ LINE・Instagramから予約ページへつながっている
□ キャンセル後の空き枠をすぐ反映できる
□ 空き時間と予約可能メニューを具体的に案内できる
すべてを一度に改善する必要はありません。
まずは、当日の空き枠がお客様から見える状態になっているかを確認してみてください。
まとめ|当日予約は「今日予約できる」を分かりやすくする
美容室で当日予約が少ない場合、単純な集客不足だけでなく、予約のしにくさが関係していることがあります。
- 当日の空き状況を見せる
- 予約可能な時間を具体的に伝える
- 電話以外でも予約できるようにする
- スマホからすぐ予約できる導線を作る
- キャンセル後の空き枠をすぐ反映する
特に当日予約では、お客様が「今予約できる」と分かったあと、すぐ行動できる状態を作ることが重要です。
一方で、当日予約はあくまで空き枠対策の一つです。
先の予約を安定させる次回予約や、自社予約導線の改善も合わせて考えることで、予約全体を整理しやすくなります。
予約全体を見直したい方はこちら
→ 美容室の予約戦略まとめを見る


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